山中塗 嘉匠菴オリジナル 竹 冷酒CUP 溜漆
国産(大分県)の竹を素材に使用した冷酒カップです。
10年近く乾燥させて割れを落ち着かせてから下地・下塗り・上塗りを施しました。
仕上げは朱合漆を使用、現在はほぼブラウンの色目にしか見えませんが時間の経過と
共に明るい色に変化してきます。上等な漆です。
冷酒・熱燗共にお使い頂けます。
現在は生産中止な材料の為、在庫限りの販売となります。
猪口や盃の愛好家の方にはお勧めのレアな逸品です♪
天然竹・漆塗り・化粧箱 日本製
サイズ 約Φ5.8×10.0 センチ
※天然素材の為、形状はすべて微妙に異なります。
※修理メンテナンスも勿論お受け致します。
実店舗・他サイトでの販売も行って居るため、万が一在庫切れの場合はご容赦下さい。
<山中木製漆器の特色>
白木地を鉋と呼ばれる特殊な刃物で回転させながらくりぬく轆轤挽きに優れ、主に椀銘々皿、茶托などの丸物の製造を得意とします。特に棗などの茶道具の木地は全国の8割から9割を山中で挽いています。
山中の挽物を特徴づけている筋挽きは木地に鉋で挽目を施し、一種の意匠とするもので、糸目筋、ろくろ筋、びり筋、平みぞ筋、稲穂筋、柄筋など約五十種類あります。豊富な木地の材料に恵まれた山中塗は欅、桜、栃などの材料を大小様々な器物に用いて用途に応じて下地〜塗〜蒔絵の行程へと進み、美しい色つやの漆器が完成致します。
当然、ほとんどの制作行程が手作りな為、原木の乾燥から完成までに要する時間は長いもので1年以上かかります。